家族や友人の名前を使い、「急いでお金を送って」「認証番号を教えて」と届くLINEは、本人のアカウントが悪用されている可能性があります。返信や送金をせず、LINE以外の方法で本人確認するところから始めます。
最初にするのは、別の方法で本人確認
表示名や写真がいつもと同じでも、本人とは限りません。トーク画面から電話をかけるのではなく、以前から知っている電話番号へ電話する、家族に確認する、直接会うなど、別の連絡手段を使います。
家族しか知らない思い出や予定を一つ決めておくと、離れた場所でも確認しやすくなります。住所、誕生日、口座情報は合言葉に使いません。
なりすましを疑う4つのサイン
| 届いた内容 | その場でしないこと |
|---|---|
| コンビニでカードを買ってほしい | 番号や写真を送らない |
| PayPayなどで送金してほしい | 相手のリンクから送らない |
| 電話番号や認証番号を教えてほしい | 数字を入力・返信しない |
| 投票や写真確認のURLを押してほしい | リンクを開かない |
「今だけ」「誰にも言わないで」「電話はできない」と急がせる言葉が重なった時は、会話を止めます。事情を聞き出そうとして長く返信する必要はありません。
画面を残してからブロック・通報
- トーク画面を撮影:相手の名前、送信日時、要求内容が分かるように残します。
- 本人へ別経路で連絡:普段の電話番号や家族経由で確認します。
- LINEで通報:相手のプロフィールまたはメッセージを長押しし、「通報」を選びます。
- ブロック:今後のメッセージを受け取らないようにします。
通報はLINE側へ不審な利用を知らせる操作、ブロックは自分の画面で相手からの連絡を止める操作です。役割が違うため、不審な場合は両方行います。
すでに返信・送金してしまった時
認証番号やパスワードを伝えた場合は、LINEの「ホーム」→「設定」→「アカウント」からパスワードを変更し、「ログイン中の端末」に見覚えのない端末があればログアウトします。送金やカード番号の送付をした場合は、決済会社や金融機関へすぐ連絡します。
相手とのトークや送金記録は消さずに残します。お金の被害がある時は警察相談専用電話「#9110」、契約や支払いの相談は消費者ホットライン「188」を利用できます。
相談先と公式案内
- LINEヘルプ|投票を装った乗っ取り・送金詐欺
- LINEみんなの使い方ガイド|迷惑なトークを通報する
- 警察相談専用電話「#9110」/消費者ホットライン「188」
本人確認はLINEの外で行う
表示名やプロフィール写真が家族と同じでも、LINE通話やトークだけで本人と決めません。以前から知っている電話番号へかける、同居家族に確認する、直接会うなど、相手が指定していない方法を使います。電話に出ない時は、急いで送金せず、確認できるまで待ってください。
家族だけの確認方法を決める
旅行の思い出や次に会う予定など、第三者がSNSから調べにくい質問を一つ決めておくと確認しやすくなります。ただし、住所、生年月日、口座番号、暗証番号は合言葉に使いません。確認方法は定期的に変え、紙に書く場合も財布やスマホケースへ入れないでください。
相手が急がせる時
「今だけ」「誰にも言わないで」「電話はできない」という言葉が重なったら会話を止めます。送金先、購入を求められたカード、相手のプロフィールを保存し、本人確認が済んでからLINEへ通報・ブロックします。
