電話が鳴らない時は、通信できていないのか、着信は来ているのに音や表示に気づかないのかで、確認する場所が変わります。設定を一つずつ探す前に、別の電話から一度かけて、どの症状かを確かめましょう。
図で確認する順番

最初の1本で症状を分ける
家族の電話など、登録済みの番号からかけます。非通知や知らない番号では迷惑電話の設定が影響することがあるため、最初の確認には向きません。
履歴が残らない
機内モード、電波、回線の不具合を先に確認します。
履歴は残るが鳴らない
消音、着信音量、集中モード、Bluetoothを確認します。
特定の人だけ届かない
連絡先の番号、着信拒否、相手側の番号表示を確認します。
履歴が残るのに気づけない時
- 本体の音量を上げます。 音量ボタンだけでなく、設定内の「着信音」または「サウンド」の音量が下がっていないか見ます。
- 消音・集中モードを見ます。 iPhoneは側面の消音スイッチや集中モード、Androidはサイレント・おやすみモードがオンになっていないか確認します。
- Bluetoothを一度オフにします。 イヤホンや車とつながっていると、着信音がそちらへ出ることがあります。
- もう一度かけてもらいます。 音と画面表示の両方を、本人と家族で見ます。
カバンの中や机の上では振動が伝わりにくい場合があります。外出時は、音量を上げるだけでなく、家族から一度テスト電話を受けて聞こえ方を確かめておくと安心です。
履歴が残らない時
画面上部の電波表示を見て、機内モードがオフか、圏外になっていないか確認します。一度機内モードをオン・オフしてから、端末を再起動すると回線がつなぎ直されることがあります。
それでも家族からの電話がまったく届かない時は、通信会社の障害情報や利用料金の支払い状況も確認します。設定を初期化する前に、契約している通信会社へ相談すると原因を絞りやすくなります。
特定の人だけ届かない時
相手の電話番号が連絡先に正しく入っているか確認し、古い番号を使っていないか見直します。iPhoneでは電話アプリや設定にある「着信拒否した連絡先」、Androidでは電話アプリ内の「ブロック中の番号」などを確認します。機種によって名称が異なるため、「ブロック」「着信拒否」で設定内を検索すると見つけやすくなります。
迷惑電話を防ぐ設定は大切ですが、家族の番号まで拒否されていないかだけ確認します。不明な番号を一律で許可する必要はありません。
家族と決めておくと安心なこと
- 急ぎの時は、何回かけても出なければSMSも送る
- 通院や外出の日は、着信音を普段より聞こえる大きさにする
- 夜間に鳴らしたくない時間帯を、家族で共有しておく
- 知らない番号からの折り返しは、留守番電話やSMSの内容を見てから判断する
設定を直しても改善しない時
スピーカーの故障、SIMや回線の不具合、端末の経年劣化が原因のこともあります。別の番号からかけても同じ、通知も音楽も聞こえにくい、といった症状がある時は、携帯ショップや通信会社のサポートへ相談してください。緊急の連絡先だけは、家族の別の電話にも控えておくと安心です。
