「+」から始まる見覚えのない番号や、海外の国番号から着信があっても、すぐに出たり折り返したりしません。海外にいる家族や利用中のサービスから正規の連絡が来る場合もあるため、番号だけで詐欺と決めつけず、用件を別の方法で確認します。
出ない、折り返さない、留守番電話に残された番号へかけない。この三つを守ります。着信が止まっても、確認のために番号を押さず、履歴の画面を閉じて家族へ相談してください。
国際電話があった時の4手順
心当たりを別の連絡方法で確認する
- 海外にいる家族や知人から電話の予定がなかったか確認する。
- ホテル、航空会社、通販など海外サービスを最近使っていないか確認する。
- 心当たりがある会社は、公式アプリや公式サイトに掲載された窓口から連絡する。
- 用件が分からない時は、留守番電話や正規のメールを待つ。
着信画面に会社名が表示されても、その表示だけで本物とは判断できません。相手が知っている氏名や住所を話しても、過去の名簿などから得た情報の可能性があります。本人確認のために暗証番号や認証コードを伝える必要はありません。
電話へ出てしまった時
相手の話を聞き続けず、「家族に確認します」と伝えて通話を終えます。警察、役所、通信会社、銀行、通販会社を名乗っても、その電話の中で契約、送金、アプリ操作をしません。電話を切れない雰囲気でも、説明や許可を求めず終了して構いません。
| 求められたこと | 対応 |
|---|---|
| 暗証番号・認証コード | 伝えず通話を終える |
| ATM・送金・電子マネー | 操作せず家族へ連絡 |
| アプリの追加・画面共有 | 許可せず公式窓口へ相談 |
| 折り返しを急がせる | 履歴からかけず番号を調べる |
着信が繰り返される時
電話番号、着信日時、留守番電話の内容を記録し、端末の着信拒否へ登録します。通信会社によっては、海外からの着信や迷惑電話を抑えるサービスがあります。海外との通話予定がない場合は、利用できる対策を公式窓口へ確認してください。
ただし、国際電話を一括で止めると、海外滞在中の家族や予約先からの正規連絡も届かなくなることがあります。親御さんの利用状況を確認し、必要な連絡手段を残してから設定します。
お金や情報を伝えた後の対応
カード番号や口座情報を伝えた場合は、カード裏面または金融機関の公式アプリにある窓口へ連絡します。認証コードやパスワードを伝えた場合は、別の安全な端末から公式サイトを開き、パスワードを変更します。同じパスワードを使っているサービスも確認してください。
送金した、電子マネー番号を伝えた、遠隔操作アプリを入れた場合は、家族だけで解決しようとせず、警察相談専用電話「#9110」や消費生活センター「188」などへ早めに相談します。相手との通話履歴やメッセージは削除せず保存します。
親御さんと決めておく合言葉
知らない番号から電話が来たら「その場で決めない・お金を動かさない・家族へ一度電話する」と決めておきます。家族からの電話を装う場合に備え、本人同士だけが分かる質問や、折り返す登録済み番号も決めておくと確認しやすくなります。
留守番電話やSMSが残った時
「料金が未納」「電話が止まる」「荷物を預かっている」などの用件が残っていても、案内された番号やリンクは使いません。契約している通信会社、銀行、宅配会社などの公式アプリを開き、同じ通知があるかを確認します。正規の請求なら、公式の会員ページや書面でも内容を確認できます。
自動音声で番号の入力を求められても操作せず終了します。着信履歴を家族へ見せる時は、誤って発信しないようスクリーンショットを撮って共有すると安全です。迷惑電話として報告する前に、病院や公的機関など必要な連絡先ではないことも確認してください。
